ABOUT "itoe cloth"

1.What is Characteristic "itoe cloth"

​(itoeの生地の特徴)

2.How to make "itoe cloth"

​(itoeの生地ができるまで)

3.How to treat "itoe cloth"

​(itoeの生地の取り扱い)

 

What is Characteristic "itoe cloth"

​(itoeの生地の特徴)

itoeの手織りの木綿の生地は、夏は涼しく、冬暖かく、
年間を通して着心地がよいのが特徴です。

 

また、伝統的に使用されてきた久留米絣用の細い糸を使用しており、
着心地が大変軽く、布裁きも軽やかです。
この糸は、着物の反物として使用するものと全く同じものです。
100%木綿の糸ですが、藍染めして織り上げるとまるで絹のような艶があり、とても美しい仕上がりです。

初めのうちは、ハリがありますが、使い込むうちにどんどん柔らかくなっていきます。

木綿の織物ですので、ストレッチ性はございません。

​強く伸びをかけてしまうと、戻らなくなる可能性があります。

​藍染めした生地は、空気に触れて酸化することで、長い時間をかけて色がわずかに変化していきます。
化学的な染料に比べ、通常使用することでの色落ちはほぼありません。

​​

itoeの生地は、織り上がった時に完成するのではなく、

使って頂くことで完成していきます。
大切にお使い頂くことで、

色も風合いも

​日に日に優しく変化していきます。

同じように糸を染め、織り上げても完璧に同じものはありません。

またお使い頂く方もそれぞれです。

皆様

それぞれの

itoeを

どうぞお楽しみ下さい。

How to make "itoe cloth"

​(itoeの生地ができるまで)

 

itoeの生地は、全て職人の手仕事によって作られています。

ひとつひとつの工程に職人の技が生きています。

​ここではその工程をご紹介します。

1.Trim the thread

​(糸の整経)

2.Dye the thread by Japanese indigo

​(糸を本藍染めする)

3.Winding the thread

 (縦巻:縦糸を巻き取る)

4.Hand weaving

 (手織りする)

1.Trim the thread

 (糸を整経する)

糸の整経とは、一反の生地を織るために必要な糸の長さを測り、そのかたまりを作成する工程です。

​整経機を回転させることで長さを測っていきます。

その糸のかたまりは、整経機から人の手に巻き取り作成していきます。

一反に対して、縦糸800本以上、横糸50本以上が必要です。

2.Dye the thread by Japanese indigo

 (糸を本藍染めする)

阿波産のすくもを醗酵建てで藍を建てます。

すくもとは、タデ科の植物であるタデアイを醗酵させて作られた、藍のもととなるものです。

阿波(徳島)産の藍は上質で、その品質の高さによって久留米絣の声価を今日まで高めてきたとさえ言われています。まさに久留米絣の生命です。

​藍は生き物なので、その調子を管理するのは大変難しく、熟練の技と経験が必要です。

職人は藍液を舌で舐めて、その調子を確認します。

藍に糸を浸し、竹の棒でしっかり絞ります。

​絞り終わると、糸を空気に触れさせて酸化させることで、色を発色させ、定着させます。

​一反分の糸を染めるためには、この工程を20回以上繰り返します。

藍で染め終えた後、たっぷりの水で水洗し、表面についた藍を落とします。

​藍染めにとって、水は不可欠な存在です。

3.Winding the thread

 (縦巻:縦糸を巻き取る)

縦巻き​とは、機織機で織る際に、縦糸を揃えて織りやすくするために整えておく工程です。

緩みなく、パンとハリを持たせて巻くことが、織りあがりにも影響する大事な作業です。

800本以上の縦糸の束を、1本ずつ分けて機織機の幅に広げ、丁寧にに巻き取っていきます。

4.Hand weaving

 (機織機で手織りする)

縦巻した糸を機織機にセットし、織り上げていきます。

足でペダルを踏むことで、​縦糸が上下に動き、その間を杼(ひ)が右へ左へと移動することで、織りを進めていきます。

織りに乱れがないか、目で確認しながら一織りずつ、ペダルを踏んで織っていきます。

5cmほど織っては、織りに問題ないことを確認し、横に張った竹を移動させて進めていきます。

​1反は、およそ12mあります。

 

How to treat "itoe cloth"

​(itoeの生地の取り扱い)

■Avoid direct sunlight

(直射日光は避けてください)

藍染めは直射日光が苦手です。

長時間直射日光を浴び続けると、色が日焼けにより変化してしまいます。

​洗濯の際もなるべく陰干しで、普段の保管も日に当たらない場所をお勧めいたします。

■Wash separate first 2~3times

​(初めの2~3回は他のものと分けて洗濯してください)

醗酵建ての藍で染めているため、最初の2~3回は洗濯の際にどうしても藍のアクが出てしまいます。

初めのうちは、他の洗濯物と分けての洗濯をお願いいたします。

その際、できれば手洗いで、漂白剤を含まないおしゃれ着洗い洗剤を使ってのお洗濯をお勧めいたします。

どうしても洗濯機を使用される場合は、必ずネットをご使用ください。

最初の2~3回分けて洗濯した後は、通常のお洗濯を行って頂いて問題ありません。